
● 「Little Red Riding Hood」・25F(2017年)アクリック・その他
「赤頭巾(Little Red Riding Hood)」は、中世フランスの寓話である。
寓意(アレゴリー)とは、比喩(メタファー)によって、仄めかすこと。
公言するのが憚られるような内容を、直接的な表現を避けて、隠喩する。
その物語が書かれた時代、その寓意は、社会の何を風刺したのだろうか?
時を経ても本質は変わらない。それぞれの社会が迷い込む、森がある。
★「
創と造 2017 」

● 「Little Red Riding Hood」・(部分1)
赤頭巾が迷い込む森とは?
現代社会に置き換えると、それはどこなのか?
通学路なのか、繁華街なのか、それとも・・・

● 「Little Red Riding Hood」・(部分2)
オオカミは何に溺れるのか?
今、私たちが見ているインターネットの中にも、森がある。
森に入れば、誰もが赤頭巾に成り得る、誰もがオオカミに成り得る。
もしかすると、オオカミは誰かに成りすましているのかも知れない。
誰かが監視しているのかも知れない。
そして、みんな嘘つきかも知れない。
★「
赤頭巾は何歳なのか? 」
⇒ 「榎俊幸 ホームページENOIST」
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テーマ:絵画 - ジャンル:学問・文化・芸術