絵ノファイル(ENOphile)
榎俊幸 / 作品集 (ENOKI Toshiyuki / works)

The Sun and The Moon

4日月四季鳥獣図屏風四曲一双2016s
● 「日月四季鳥獣図屏風」・四曲一双(2016年)
西洋式に横書きすると、左から日月だが、日本式の屏風では、右から「日」、左が「月」と並ぶ。
日本画では、太陽を金、月を銀で表現する場合が多い。月は、銀が硫化した黒箔で表現した。
★ 観〇光2016鎌倉展「円相」⇒「KANHIKARI ART EXPO
6日月四季鳥獣図屏風四曲一双2016s
● 「日月四季鳥獣図屏風」・右隻「白猿」・(部分)
白は、陰陽二元論で表すと、陽になる。
季節は春から夏、昇る太陽と交差するように、躍動的に宙を舞う猿。
(画像では白く見えるが、太陽の部分に押している箔は、青金という色の金箔)

「円相」
円の為替相場ではない、禅における書画のひとつで、〇(丸)を一筆で描いたもの。
悟り、真理、仏性、宇宙・・・などを象徴的に表現したものとされる。
しかし、その解釈は見る人に任される。円窓「己の心をうつす窓」でもある。

5日月四季鳥獣図屏風四曲一双2016s 
● 「日月四季鳥獣図屏風」・左隻「玄猿」・(部分)
玄は、陰陽二元論で表すと、陰になる。
季節は秋から冬へ、月を仰ぎ見て、それに手を伸ばす猿。

「猿猴捉月図」と「月下猿猴図」
水面に映る、虚像の月に手を伸ばす猿を、猿猴捉月という。
それに対して、実物の月を見上げる猿を、月下猿猴という。
どちらにしても、月は、手の届かない理想を象徴している。
しかし、それが、虚か実か、その違いは重要かも知れない。
水面に映る虚の月は、手が届きそうに見えるが、取ろうとすれば、水に落ちて溺れる。
手を伸ばしても、届きそうに見えない天の月に、人類は到達し、月面に着陸している。
 
「日月四季鳥獣」とは。
日は、一日。
月は、一か月。
四季は、一年。
鳥獣は、生き物の一生。
 
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テーマ:絵画 - ジャンル:学問・文化・芸術

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