絵ノファイル(ENOphile)
榎俊幸 / 作品集 (ENOKI Toshiyuki / works)

Red

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● 「Little Red Riding Hood」・25F(2017年)アクリック・その他
「赤頭巾(Little Red Riding Hood)」は、中世フランスの寓話である。
寓意(アレゴリー)とは、比喩(メタファー)によって、仄めかすこと。
公言するのが憚られるような内容を、直接的な表現を避けて、隠喩する。
その物語が書かれた時代、その寓意は、社会の何を風刺したのだろうか? 
時を経ても本質は変わらない。それぞれの社会が迷い込む、森がある。
★「 創と造 2017
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Capricorn

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●「Capricorn」・60P(2017年)アクリック・油彩・金箔・銀箔。

この絵を描き始めたのは、今から24年前のことである。
下地のマチエールを作り、主題の Capricorn を下描きした。
しかし、そこで制作を中断する。
家の引っ越しがあって、描きかけの絵を、倉庫にしまい込んだ。
そして、そのまま、忘れていた。

その絵が、24年の眠りから、目を覚ました。

描き始めたときには、完成のビジョンが有ったはずだが…
目が覚めると忘れてしまう夢のように、記憶は平行世界に消えていく。
置き去りにされた残像は、不条理で、説明がつかない。
いったいぜんたい、おまえは、何ものなのだ? 

「パニック (panic)」という言葉がある。
語源は、ギリシャ神話の牧羊神「パン(pan)」に由来する。
羊の群れが、何かに驚いて暴走する現象を、パンの悪戯だと、羊飼いたちは考えた。
あるいは、怪物に襲われたパンが、驚いて川に飛び込んで逃た、という神話もある。
そのとき、パンと一緒に川に飛び込んだアポロンは、魚に変身して逃げた。
慌てふためいたパンは、水に濡れた下半身だけが魚に、上半身が山羊に変身した。
その不思議な姿が「山羊座」になった。 アポロンは「魚座」になった。
「山羊座」を、ラテン語では「カプリコーン(Capricorn)」という。
カプリ(Capri)は山羊(やぎ)、コーン(icorn)は角(つの)を意味する。
水に潜る魚と、山に登る山羊を併せ持つカプリコーンは、万能の象徴でもある。

思い出せない夢を見続けるよりも、全てを0に戻して、1からやり直すべきだが、 しかし・・・

16th March, until 16th April, 2017 at Whitestone Gallery Hollywood Road.

China Girl

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● 「China Girl」・10F(2016年)アクリック・油彩・金箔・金泥
リオオリンピックの女子卓球を見ていて「卓球少女」を発想した。
★ 「第22回 彩樹会 / 彩鳳堂画廊

hazy sunshine

おぼろび(朧陽)3S-2016年s0
● 「おぼろび(朧陽)」・3S(2016年)アクリック・油彩・金箔
記憶とは、掌の中の砂が零れ落ちるように、不可逆的に薄れゆくもの。
★「 銀の雫-序- 」5月27日(金)~6月11日(土) 靖山画廊

Portrait

稲葉清右衛門氏の肖像s
● 「 I 氏の肖像」・10F(2015年)アクリック・油彩・その他
クリムトもそうであったように、肖像画の依頼を受けるのも、画家の大事な仕事の一つ。

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Science fiction

アイビス
● 「アイビス(IBIS)001」・3S(2008年)アクリック・油彩
山本弘著のSF小説 「アイの物語」 に、登場する美少女型戦闘ヒューマノイドの名前がアイビス。
★ 「THE空想画BOOK」に掲載されています。
「アイビス(IBIS)002」・30M(2010年)

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Mask+

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● 「OMOTE3/OMOTE4」・12cm×10cm(2012年) パネル・キャンバス・アクリル・油彩(DUO)
「OMOTE1/OMOTE2」 のつづき。

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Mask(3D)

恍惚
● 「恍惚 Ecstasy」・3D (2013年) 塑石・FRP・ウレタン・アクリル
―乾漆立体と絵画― 榎俊幸・恵美展 2013年11月16日(土)~11月30日(土)

Swirl

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● 「想い渦巻く」・ 10F(2013年)パネル・キャンバス・アクリル・油彩
第19回東美特別展 10月18日(金)~20日(日)にて 「榎俊幸個展」

Siesta

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● 「Siesta1」・ 15F (2013年)パネル・キャンバス・アクリル・油彩
2013年の日本の夏は、記録的な猛暑に見舞われた。
およそ正午から陽が傾くまでの数時間、運動は勿論、外出も出来ない、仕事も手につかない。

Reading

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● 「読書」・ 20F(2013年) パネル・キャンバス・アクリル・油彩
人は心の中に豊かな視覚世界を持っている。本を読むことは、内なるイメージを開くことだ。

Mask

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● 「OMOTE1/OMOTE2」・12cm×10cm(2012年) パネル・キャンバス・アクリル・油彩(DUO)
「OMOTE」とは、日本語の「おもて(面)」のことで、第一義的には、人間の顔を意味する。
それと同時に、仮面(Mask)の意味でもあり、「能(のう)」に用いる面、「能面」を指す。
能面を代表する一つに、あどけなさを残した可憐な若い女の面「小面(こおもて)」がある。
俗に「能面のような顔」と言う表現は、感情を面に表さない、無表情の顔を意味している。
しかし、能面は、「シテ(役者)」が能を舞うことにより、様々な表情に変化して見える。
描かれた表情の無い「面(顔)」を見るとき、そこには見る者の心の表情が映し出される。
★ 2012年12月5日(水)~15日(土)「第31回ミニアチュール展」( 彩鳳堂画廊
★ 「Facebook

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Affection

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● 「想い巡る」・ 15F(2012年) パネル・キャンバス・アクリル・油彩(DUO)
人間は本なのか?人間が本ならば最後のページにはどんな事が書いてあるのだろう?
もしも僕が本だとしたら、物語の最後のページには親愛なるあなたの事を書くだろう。
● 第17回彩樹会展 5月25日(金)~6月5日(火) 「 彩鳳堂画廊

Humanoid

aibis002.jpg● 「アイビス(IBIS)002」・30M(2010年)
山本弘著のSF小説 「アイの物語」 に、登場する美少女型戦闘ヒューマノイドの名前がアイビス。

Prayer

「ナマステハンズ」・10F(2005)
● 「ナマステハンズ」・10F(2005年)
「合掌」 は祈りの形である。 神仏精霊に、死者の魂に、そして自分自身の内なる深い部分に …
自然界に存在する全ての生命は循環している、互いに関わり合い、心を通わせ合い、感謝し合う。

Je te veux

「Femina3」
● 「Femina3」・3F(2003年) 「音楽の肖像」 から。
エリック・アルフレッド・レスリ・サティ 作曲 ♪ 「おまえが欲しい(Je te veux)」
 (Erik Satie, Eric Alfred Leslie Satie, 1866 ~ 1925)
この曲は “シャンソン” で、 「女性版」 と 「男性版」 と、2種類の歌詞がある。
「男性版の歌詞」 からイメージされる女性像を描いてみた。
   ↓↓↓ 

Persona

★ 2003年に 「音楽の肖像」 というタイトルで個展を開催した。
クラッシック音楽の名曲を聴いて、そこからイメージされる絵を描くという試みだ。
♪ ホルスト (Gustavus Theodore von Holst) 作曲 ・ 組曲『惑星』(The Planets, Op.32)
1920年、この曲の初演の後で、ホルスト自身がこのようなコメントを残している。
「これらの曲は、各惑星の占星術上の意味付けから着想を得たもので、神話の神々とは関係無い
 この曲に対する何らかの手引きが必要なら、それぞれの曲の副題が用いられれば充分だろう。」
しかし、その言葉とは裏腹に、これらの曲は見事なまでにローマ神話の神々の像を描写している。
これはもう音楽による 「神々の仮面劇」 と言っても過言ではない。木星
● 「木星」・120㎜×100㎜(2003年) 「Jupiter, the Bringer of Jollity 」
盛大に繰り広げられる神々の祝宴、さて宴もたけなわ、そこへ厳かに登場するジュピター。
威厳に満ちた神々の王、その顔には楽しげな笑いが浮かぶ。

Margarita

「孔雀舞Ⅱ」100M
「孔雀舞Ⅱ」・100M(2003年)
Joseph - Maurice Ravel(ラヴェル) 作曲 「亡き王女のためのパヴァーヌ」
原題:Pavane pour une infante defunte この曲の原初版は1899年に作曲されたピアノ曲だ。
それは、いかにも古風なスペイン・ハプスブルク王朝時代の舞曲を思わせる曲調である。
装いも新たに編曲された1910年版の管弦楽曲では、どことなく雅楽を聴いているようだ。
スペイン風の衣装の上から、日本風の装束を纏ったかのような、典雅な音色で覆われている。

Oratorium

「ORATORIUM」・15F
「ORATORIUM」・15F(2003年)
Johann Sebastian Bach 作曲 「WEIHNACHTS・ORATORIUM」
この曲は、クリスマスから新年にかけての決まった日に歌われる、礼拝用カンタータだ。
バロック調の奏楽と、エヴァンゲリストによって語られる福音の出来事 …
フレスコ画のようなコラールが、早来迎のように舞い降りる。 なんとも荘厳なゴスペルである。

Pavane

「孔雀舞」・10F
「孔雀舞」・10F(2003年)
フランスの作曲家、ガブリエル・ユルバン・フォーレ(Gabriel Urbain Fauré)作曲 「パヴァーヌ」
パヴァーヌ(Pavane)とは、中世・ルネッサンス風のスペイン宮廷舞曲の一種である。
その優雅な雰囲気から “孔雀の舞” という意味を持つ パヴァーヌ(Pavane) と名付けられた。

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ENOKI Toshiyuki

Author:ENOKI Toshiyuki

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